ステップ2:医療英語を学ぶ
基礎英語よりも難易度が高い「医療英語」
外国人患者の増加に伴い、看護師にも英語力が求められています。ですが、病院などの医療機関で使用する英語は一般的な日常会話とは異なります。専門的な医学用語も一緒に説明しなければならないため、難易度もより一層高くなっているのです。診察や治療で外国人患者がどのような症状なのかを正確に把握するには英語でしっかりとコミュニケーションを取っていかなければなりません。そのためには、英語の基礎力をアップすることはもちろんですが、実践的な医療英語も必要です。
独学で勉強する
医療英語は様々な方法で学べますが、なるべく費用を抑えたいなら市販の医療現場向けの学習教材を購入して独学で勉強していきましょう。時間や場所を問わず自分の都合に合わせて学べるので、多忙な看護師にもおすすめの学習法です。市販の教材は多種多様にありますが、アプリならスマートフォンやタブレットにダウンロードするだけで時間や場所を問わず好きなタイミングで勉強ができます。
医療英語アプリはいくつか種類がありますが、おすすめは医療通訳に長けている【メディフォン】です。英語と中国語に対応しており、よく患者とのやり取りで使うフレーズを「受付」「問診」「診察」と、場面ごとにまとめています。また、例文や英文の読み上げ機能もついているので、リスニングにも役立ちます。さらに、医療通訳機能もあり、会話に詰まってしまった時の代用にもなります。
メディフォン メディフォンについて詳しく紹介しているページです。医療通訳以外にも研修やセミナーの開催や外国人患者とのトラブル事例なども詳しく掲載しています。
医療専門コースがある英会話スクールに通う
独学で勉強するのが苦手な人は医療英語を扱っている英会話スクールに通うことをおすすめします。専門性の高い内容を講師がマンツーマンでレッスンしてくれるため、限られた時間内で効率的に医療英語を学ぶことができます。
英会話スクールは星の数ほどありますが、看護英語教育に特化した【IPEC看護英語】ならより実践的な英会話が学べます。プライベートレッスンのほかにオンラインレッスンもありますし、現場で使える看護英語の習得を目的としたワークショップも開催しているので自分に合ったコースを選ぶといいでしょう。
IPEC看護英語 外国人患者とのやり取りがイメージしやすいように、問診体験、服薬指導など現場さながらのシミュレーションができる看護英語実践セミナーも開催されています。
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看護師にも英語力が求められている
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英語力が活かせる職場で働きたい!
外国人を積極的に受け入れている病院
英語力が活かせる職場で働きたいなら、外国人患者が多く訪れる病院に転職することをおすすめします。空港のクリニックやインターナショナルクリニック、外国人患者受入れ医療機関認証制度の認証を受けている病院などを中心に探していくといいでしょう。
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英語力を向上させるには
ステップ1:まずは基礎力を身につける
正しい発音の仕方が学べるCDや英語のフレーズ集に付属しているCDを利用すると語彙力を増やしながら英語に慣れることができます。ですが、勉強はアウトプットも大切です。英会話サークルなどで積極的に会話するようにしましょう。
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グローバル化が進んでいる
急増する外国人患者
日本には多くの外国人観光客が訪れていますが、特に中国や韓国などのアジア圏が多く全体の6割を占めています。ですが、アジア圏の人が多いからといって中国語や韓国語が必須なわけではありません、基本的には英語でやり取りしていきます。