英語力を向上させるには
外国人患者を受け入れているほとんどの病院では言葉によるコミュニケーションが不十分です。スムーズに会話ができるように看護師にも英語力が求められていますが、いきなり英会話スクールに通って実践的な英語を学ぶのはおすすめしません。まずは中学・高校レベルの文法や発音といった基礎力を身につけることからはじめましょう。それから医療現場で使われる医療英語を学んだ方が効率良く英語力をアップさせることができます。もしくは留学して日本語を使わない環境に身を置くのも、ひとつの方法です。
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ステップ1:まずは基礎力を身につける
文法や発音、リスニングやスピーキングのスキルを鍛えることで基礎力は身についていきますが、難解な参考書を理解する必要はありません。中学や高校レベルの参考書で十分です。特に、中学の参考書はイラストや図がカラーで分かりやすく紹介されているので、英語が苦手な人でも取り組みやすいでしょう。英語を習得するために英会話スクールに通う人もいますが、レベルが高すぎてかえってストレスになってしまうのであまりおすすめしません。
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留学して学ぶ方法もあり
英語を学ぶには環境も大切です。短期間で確実に身につけたいなら、日本語を話さない英語圏に留学するのもひとつの方法です。学んだ英語をその場ですぐに実践できるため理解も深まりますし、世界中から集まる人々の中で生活するので視野も広がり、グローバルな目線で物事を考えられるようになります。ですが、留学にはそれなりの費用がかかります。学費や生活費など決して安いものではありません。また、確実に英語力を身につけるなら最低でも1ヵ月は必要です。
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ステップ2:医療英語を学ぶ
医療現場で実践できる医療英語は日常英会話よりも難易度が高めです。そう簡単には習得できませんが専門の医学用語も説明する看護師にはぜひ身につけておきたいスキルです。医療英語は独学でも勉強できます。市販されている学習教材を利用すると費用を安く抑えられます。ですが、多忙な看護師にとって勉強の時間を確保すること自体が難しい場合があります。そのような時に手軽に利用できるのが「アプリ」です。おすすめのアプリとして【メディフォン】を紹介します。
看護師にも英語力が求められている
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英語力が活かせる職場で働きたい!
外国人を積極的に受け入れている病院
英語力が活かせる職場で働きたいなら、外国人患者が多く訪れる病院に転職することをおすすめします。空港のクリニックやインターナショナルクリニック、外国人患者受入れ医療機関認証制度の認証を受けている病院などを中心に探していくといいでしょう。
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英語力を向上させるには
ステップ1:まずは基礎力を身につける
正しい発音の仕方が学べるCDや英語のフレーズ集に付属しているCDを利用すると語彙力を増やしながら英語に慣れることができます。ですが、勉強はアウトプットも大切です。英会話サークルなどで積極的に会話するようにしましょう。
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グローバル化が進んでいる
急増する外国人患者
日本には多くの外国人観光客が訪れていますが、特に中国や韓国などのアジア圏が多く全体の6割を占めています。ですが、アジア圏の人が多いからといって中国語や韓国語が必須なわけではありません、基本的には英語でやり取りしていきます。